ヌル山こと秋山さんが結婚するそうですが

夜もヌルヌルなんですか?とか聞かれるんだろうなあ、かわいそうに。

でヌルヌルといえば喧嘩商売ですよ。

喧嘩商売(14) (ヤンマガKCスペシャル)

喧嘩商売(14) (ヤンマガKCスペシャル)

いよいよ主人公の佐藤十兵衛が工藤優作へのリベンジに動き出す、シリアス分の方がかなり多目な14巻相変わらず喧嘩しています。基本的にヤングマガジンは読んでいない単行本派の人間なので、いつも「ここからどうなっちゃうのよ?!」と思いながら読んでいるわけですが、14巻を読んでいたら、柔道のオリンピック代表を争う二人のうちの一人に、柔道着の襟に洗剤を塗りこんでおくことを勧めたり、その2人に一服持ったりするなど、他にも学生時代から様々な悪行を行ってきた柔道の金メダリストというキャラが出てきたものですから。

でストーリーとしては、十兵衛は工藤優作の情報を賭けてその人間性が色々と腐っている金田保と大晦日に闘うことになり、それまでのお互いの動向、というか金田保のキャラの掘り下げがメインとなっています。金田保の人間がとことんにまで腐っていますが、ドーピングしてまで刹那的強さを求めるあたりにちょっとジャック・ハンマー的なものを感じたり感じなかったり。

最後の方で十兵衛がカワタク相手に柔道対策をして柔術を仕掛けるような話をしていましたが、十兵衛ならそんなストレートに勝ちに行かないんだろうなあ。15巻も楽しみです。