ミルコはツンデレ(2007年2月7日)

名古屋への日帰り旅行から帰ってきました。きしめんパイというよく分からないものをお土産に買いました。一日で4回も新幹線に乗ると疲れますね。

閑話休題、インターネットと呼ばれる怪しげな呪術を用いることで、僕もUFC67を見ることが出来ました。まぁ、ミルコ・クロコップ対エディ・サンチェスだけですけど。何故か3人ぐらいいる猪木イズム最後の継承者と(猪木とか日本のテレビに)呼ばれたLYOTOの試合も見たかったんですけどね。つーか、もう殆どこの2人は関係ないんだろうな。体重差があったとはいえ、BJペンに勝ったこともある実力者だけに頑張って欲しいものですね。

話がずれました。ミルコさんの話です。試合自体はマウント斗羽対アントニオ猪狩で言われていたように(微妙に違うかも)格上のミルコの周りをサンチェスがグルグル周るという展開になりました。バターになるまでそのままかとも思われましたが、割とあっさりボコって終わり。相変わらず強かったですね。相手だってそんなに弱くないと思うんですけどね。これ見る限りは。
http://www.sherdog.com/fightfinder/fightfinder.asp?fighterID=12098

まぁ、この試合は内容は割とどうでもいいわけで。新たに登場したキャラクターが既存の割と強めな設定されていた選手に圧勝して、その選手の強さを印象付けることは、プロレスでも漫画でもよくある事です。ラーメンマンに対するウォーズマンであるとか、ウォーズマンに対するバッファローマンであるとか。キン肉マンばっかりだな。

この試合のキモは入場です。ミルコは普段はDuran Duranのワイルドボーイズで入場してくるわけですが。この試合で使用した入場テーマはPRIDEのテーマ(正式名称は知らん)を使用しました。これね(音が出ます)↓
http://www.prideofficial.com/cgi-bin/free/special/greeting/form.cgi?card=060701

このことから巷では「ミルコ、お前は男だ!」とか「ミルコ、いつか帰ってこいよ」みたいなことが言われていますね。記者会見とかも今調べたらPRIDEのときは20回中3回しか出たことのないような人なので、結構ドライなのかと思いましたけど、意外にツンデレだったようですね。ミルコはこの曲自体結構気に入ってるらしいですけど。

純粋にマネーの話だけするなら、同じ階級にはPRIDEに比べてヌルめ(すっごい滑るわけではありませんが)の相手が多くて、1試合でウン千万貰えるUFCにずっといた方が美味しいとは思うんですけどね。そういう算盤を考えたらこんなことしないと思うのでやっぱりミルコはツンデレなんです、きっと。自分はそういうことにしておきます。

だって、あの顔で「べ、別に、いつかきっと、プ、プライドに戻るとかそういうわけじゃないんだからね!」とか赤面しながら言ってると想像したほうが色々と面白いじゃないですか。