チャンピオンカーニバル
その日、東京であった企業の面接でボロボロだった自分は、次の日にある適性検査のことも忘れ代々木競技場第2体育館へと向かったのでした。
第0試合・30分1本 渕・◯論外・土方(8分14秒 首固め)菊タロー×・荒谷・平井
渕が荒谷をジャイアントスイングしようとしたら、回しきれなくて荒谷の頭をこすってたのは熱そうでした。まぁ、会場を暖めるための試合というかなんというか。ダークマッチだしこんなもんなんじゃないでしょうか。
第一試合・30分1本 ◯ディーロ・ブキャナン・モーガン(6分9秒 ローダウン)雷陣×・AKIRA・カズ
この試合の前にケア以外のROD登場。やっぱり最近の全日においてTAKAみちのくは非常に大切なわけで。激しい後出しジャンケンを言わせて貰うと、決勝がこの4人になった時点で、「このメンバーならケアかな〜」とか少し冷めてた自分もなんだかんだでブィヤーと言ってしまうというかなんというか。要するにそういう事です。
というわけで、そんなRODの試合。モーガンさんは相変わらず微妙にしょっぱかったですが、そういうことはあまり言ってはいけないですよね。ムキムキででっかい外人好きの自分としては、もうちょっとモモモモモーガンさんが何とかなってくれると嬉しいです。
新日よりよっぽど上手く使ってくれているので後は試合だけですよ。
第二試合・2006チャンピオンカーニバル優勝決定トーナメント1回戦 時間無制限1本 ◯ケア(11分24秒 逆十字をかけて相手のエスケープを生かして丸め込む→エビ固め)鈴木×
う〜ん、とりあえず試合自体は完全にみのるさんのアレでしたよね。思いっきり攻め込まれても最後の腕ひしぎから足を取ってそのまま丸め込みという切り返しは良かったと思いました。
第三試合・2006チャンピオンカーニバル優勝決定トーナメント1回戦 時間無制限1本 ◯諏訪魔(15分12秒 リングアウト)小島×
諏訪魔は良い感じのヒールになったなぁと思いました。
去年見た当時は諏訪間だったからなぁ。試合も良い感じでしたし。最後はリングアウトというアレな結末だったけど、正攻法だと小島を負けさせるわけにも行かないし、決勝の試合の片方をヒールにさせるためにはギリギリのラインのような気もしました。三冠王者がそれで良いのかというと少し気にはなりましたけど。
第五試合・世界Jr.ヘビー級選手権試合/60分1本 ◯近藤(17分29秒 キングコングラリアート→体固め)MAZADA
試合内容だけならこの日のベストマッチだったと思いました。特にツームストン式のカナディアンデストロイみたいな技には驚きました。半回転だからカナディアンデストロイと言えるかどうか微妙かもしれないですけどね。あ、今日の興行終了後、グッズ売り場で正田さんにその技の名前を聞いたら、論外さんに「正田デストロイ」と言われました。
それにしても、全日にも「某団体」呼ばわりされた新日はどこへ行くんでしょうか、知るかそんなの。
第六試合・30分1本 ◯武藤・ミラノ(10分04秒 シャイニングウィザード→体固め)YASSHI×・TARU
というわけで、ミラノが全日に登場。入場は以前見た照井さんでしたが、やっぱりモデルのお姉さんがいないのは少し寂しいような気がしないでもないでした。試合自体はすごくあっさり。照井さんとしては不完全燃焼かな、と思いました。
継続参戦するならこのままでは少しきついんじゃないかと。
第七試合・チャンピオンカーニバル優勝決定戦/時間無制限1本 ◯ケア(20分21秒 H5O→片エビ固め)諏訪魔×
この二人で大丈夫かな〜、と思っていたら大丈夫でした。会場が完全に出来上がってましたし。最後のH5Oから3カウントの大合唱とか会場が一つになってたと思いますし、面白い試合でした。
流れ的に今後はケアさんが三冠巻きそうな気がしますがどうなりますかね。客入りとか経営とかそっちの方であまり良い話を聞かなかったりしますが会場はすごく良い雰囲気だし面白い事をやっているので頑張って欲しいですね。