全日本プロレス感想文

某所でアレしたものとほぼ同じですけどね。


当日まで行くか迷った、全日本プロレス新潟大会。折角メインが三冠戦ということもアリ、今日見に行かなかったら、今の一番面白い時期にあると思う全日本プロレスが見られないかもしれないとも思い、見に行くことを決めました。(これからつまらなくなるってわけじゃないですが)


会場に着くとダフ屋さんから声かけられるけど、普通にチケットを買う。すると何故か最前列。チケット売れてないんだろうかとか邪推してしまいました。で、開場前にブラブラしてると曙さんが会場入り。やっぱデケーよ。


開場するとリング上で一人練習する中嶋君。引き上げようとするところで自分の目の前を通り掛かったから何か声かければよかった。しかし、体が厚いといなぁ。健介さんに似てきたんですかね。で、自分の席に座ると目の前にサムライのスタッフが沢山。こりゃサムライにモロに映ってるんだろうな。
ROD集会で適度に暖まったところで第一試合開始。やっぱり地方大会だとこういうのは有難いよなぁ。ブィヤー。


第1試合 土方、平井、○嵐(17分06秒 パワーボム→エビ固め)×雷陣、諏訪間、荒谷
良くも悪くも普通の試合と言うかなんというか。
諏訪間とかはこのメンツならもうちょっと目立って欲しかったかも。
嵐さんは嵐さん。


第2試合 論ウルフ、×菊タロー(16分04秒 スーパースター・エルボー→片エビ固め
)カズ、○石森
菊のネタを中心に石森やカズのムーブなんかが絡んで、会場を盛り上げた試合。
途中、論ウルフがカズの目の前でファイナルカットをしたりして、カズを意識していたような。


第3試合 ○TAKA、ケア(14分44秒 TARUとYASSHIのレフェリー暴行→反則負け)TARU、×近藤
TAKAが左膝を攻められて捕まる展開。
ジャストフェイスロックにいっても逆に近藤がジャストフェイスロックに切り返したり。
TAKAがスーパーK乱れ打ちからジャストフェイスロックで決めにいったところで、
TARUとYASSHIが松葉杖で乱入。世界Jr.も面白そう。


ここでQK。リング上では30日のみちのくの宣伝に来た気仙沼二郎が海の魂を披露。1番を歌ったところで、TAKAがゴングをカーンと一回だけ打つ。それでも全部歌う沼二郎。隣のお客さんが体型だけババさんみたいで苦しい。


第4試合 ○ババ、ディーボン(10分23秒 3D→片エビ固め)×ブキャナン、ディーロ
この日唯一、体育館のステージ上から入場してきたチーム3D。入場曲掛かった時の観客の沸き方が一桁違う感じ。チーム3DがRODに奇襲して試合開始。会場全体で乱闘を繰り広げて沸く会場。自分の目の前でババとブキャナンが殴り合いしてました。ちょっと感動。
試合はカウンターの3Dをブキャナンに決めて3Dが快勝。試合後に菊をテーブル葬。破片をリングサイドの男の子にリング上でサインをして渡してたけど、いい思い出になったろうなぁ。


第5試合 健介、中嶋、○本間(26分54秒 ダイビング・ボディプレス→片エビ固め)武藤、曙、×AKIRA
武藤と健介の人気もすごかったけど、曙はやっぱり知名度が違うみたい。前の試合で爆発した会場が、このメンツでさらに沸きあがった感じ。試合は、本間とAKIRAが交互に捕まる展開。健介は曙をボディスラムで投げることは出来なかったけど、ラリアットでなぎ倒してました。
最後は家長殺し(カウント2)、健介のラリアットから。試合時間は長かったけど飽きない試合でした。曙さんは最後の方はちょっとガス欠してたかな。


メイン ○小島(18分07秒 ラリアット→片エビ固め)×バーナード
試合開始前、セコンドにいたVMを全日本隊と京平が排除する。
試合は8割方バーナードが攻める展開。
とにかく小島が何をしてもバーナードに効かない。DDTを決めてもコジコジカッターを決めてもバーナードが先に立ち上がる。ラリアットを打つ右腕もバーナードの腕ひしぎや鉄柱に当てられたりする腕責めに苦しむ。イナズマもミサイルキックもあんまり効果が無さそうだったし。
それでも小島もボルドーボムからのリバーススプラッシュもキックアウト。業を煮やしたバーナードがイスを持ち出してイス攻撃。最後は小島がそのイス攻撃をかわし、ろーぷでイスが跳ね返ってバーナードが自爆したところを、イスで殴って、さらにイスを投げ渡してイスごとラリアット→正調ラリアットで勝ち。


試合終了直後、走ってリングに乱入しようとするVM。そこを曙と武藤がリングインしてそれを阻止。さらに健介もリングイン。結局何もせずに去っていくVM。曙と武藤もリングを後にし、残った健介と小島。小島が健介に手を差し出すも、健介は握手を拒否。次回の三冠戦は決まりですかね。


その後、マイクで発展途上の王者だけどこれからも頑張る云々。


セミ前、セミで空気が出来あがっちゃった所もあったけど、いい試合を見せてくれましたよ。ただ凄い試合ではなかったかもしれませんが、そのあたりも含めて発展途上の王者と言うのは間違ってないかもしれませんね。でも、それはこれから何とかなるでしょう。


小島さんも全日本プロレスも頑張ってください。


帰り道、「3D」と書いてあるテーブルの破片を抱える子供を見たとき幸せな気分になりました。終わり。