ハッスル9観戦記。詳しい展開はスポナビ参照。

上手くまとまらない。自分の文才の無さが表れていますよ。


試合開始前に自分の前に派手めな女の人2人を侍らせた偉そうなオジサン登場。オッキーに案内されて登場するわ、石狩がTシャツを持ってゴマすりに来るわ、タダでパンフを貰うわ、笹原GMと名刺交換(自分も欲しい)するわ、どうやらアレな人物なよう。つーか、お姉さん席立ち過ぎ。はっきり言って邪魔。
その後試合開始前の余興。まずは石狩と観客の一気飲み対決。石狩はここでも自分の前のオジサンにTシャツをアピールしてゴマすり。アレだ。石狩と一気飲み対決することになった観客の人が自分の席のすぐ近くでかなりビビりました。PPVで自分の馬鹿面が何回も晒されたんだろうな……
次はハヤシ、スパンキーが観客をお姫様抱っこ。まぁ、アレなんで省略。最後は大谷を呼び込んでその人達と観客皆でハッスルハッスル。


第一ハッスル
ハッスル仮面レッド、ブルー、○イエロー、ピンク(10分25秒 ダイビングボディープレス→体固め)イナゴライダー、ダーク・フォン・マエストロ・アイン、×ツバイ、アリシンZ

ハッスル仮面組は今日は何故か緑がいない。モンスター軍の新入りイナゴライダーは入場曲が仮面ライダーのアレ。175Rはさすがに使えなかったんですかね。つーか、言っちゃなんですけど新潟の害虫だと個人的にはイナゴよりカメムシのイメージがあります。試合はオープニングの8人タッグらしく、ガチャガチャした試合展開。そんな中、普通に男子と渡り合ってたアリシンさんが個人的には印象に残ったかな。イナゴライダーは普通に「稲刈り!」とか叫んじゃ駄目だと思いました。


第二ハッスル
×石狩太一(5分46秒キャメルクラッチ)○坂田亘
試合前に坂田亘被害者の会のVTR。石狩さんはいい感じのキャラですね。試合でもいい感じでヘタレだったし。そういう方向へ行くのも悪くはないと思いました。坂田さんは村浜さん(登場した時の歓声に結構驚きました。よく考えたらK-1MAXにも出てるし当然といえばそうなんでしょうけど。でもカンペ持ってきちゃ駄目)と一緒にハッスルでもモンスターでも無い立場でやっていくみたいですが、どうなりますかね。ハッスルだけじゃもったいない組み合わせかなぁ、とも思いました。それにしても坂田さん「しょっぱいハッスル軍にバッタもんだらけのモンスター軍」っていうマイクはガチ過ぎ。


第三ハッスル
カズ・ハヤシレオナルド・スパンキー(11分00秒 小包固め)カマキリジャック、×ザ・モンスターJ
カマキリジャックは手の鎌が凄い使いづらそう。後、スパンキーの動きが怪我のせいか悪かったなぁ。その分カズがハッスルしてくれましたけどね。個人的にははキングオブザワールドで決めて欲しかったなぁ。


第四ハッスル
崔領二、×浪口修不動力也(1分46秒 FUJINプレス→体固め)○FUJIN、RAIJIN
ハンデキャップマッチするぐらいだから、自分の好きなでっかいムキムキな人なんだろうな、と思っていたらボビッシュとバルバロッサに風神と雷神のDNAを注入というオチ。全カード発表の時点で気付かなかった自分が悪いんですけどね。試合はFUJINとRAIJINのお披露目という意味もあったのか圧倒的パワーで秒殺。最後は木原二軍カントクを襲撃するおまけつき。どうでもいいんですけどタイガー木原対DJニラの名勝負数え歌がもう一度みたいです。


第五ハッスル M字ビターンマッチ
インリン様(1R判定2−1)×Erica
試合開始前にM字ビターンマッチの公式ルールが発表される。大体こんな感じ↓

  • 試合は1R(お立ち台)1回転で行われる。
  • より美しくM字ビターンを決めたほうが勝利。
  • 勝敗はジャッジ三人によるマスト判定で決定される。
  • リングドクター、林
  • ジャッジ 青木裕子村山千代、笹原GM
  • レフリー、ルールディレクター 島田二等兵

おお、村山アナがこんなところに。自分はスマイルスタジアムとかでお馴染みの人だけど、新潟人以外に知ってる人なんていないだろうな。その後、レフリーが発表されると凄いブーイングが。ここ新潟市体育館は今さいたまスーパーアリーナとなった。そして選手コール後にあるアナウンスによってこの試合は両者の体重差が60kg以上あるが、体重の軽いインリン様が通常の台の使用を認めたため!通常のM字ビターンマッチルールで行われることが発表される。インリン様とEricaはリング中央で激しい視殺戦。島田レフリーはそれを見て「臭いからあまり近寄るな」と言って、Ericaを引き離す。
ここまでの小ネタで十分楽しめたので試合は適当に。インリン様の台にくらべてEricaの台は回転もせず、大きさも小さいためEricaはM字ビターンが上手く出来ず、台から落ちたりしてボロボロ。結局判定は、青木インリン様、村山Erica、笹原インリン様のスプリット判定でインリン様の勝利。試合後Ericaは不公平な試合方式への不満をぶちまけるようにアン・ジョーに裏拳、島田にErica缶をぶつけて帰る。最後はインリン様のM字ビターンで会場を洗脳。


第六ハッスル HHH選手権ハードコアロイヤルランブル
田中将斗(14分39秒 スーパーフライ→体固め)×鬼蜘蛛 他の参加者は黒田哲広金村キンタロー、ザ・モンスターC、ザ・ピラニアンモンスターΩ
ロイヤルランブルって言うのはいいんですけど選手が入ってくるのが早すぎましたね。黒田さんの「もう一丁!」とカウントダウンが被って微妙になってしまったのが残念。鬼蜘蛛が脚立を使って2階席に登ってそこからダイブしたり、やっぱりこういう風に体を張っている人達は凄いなぁと思いました。プロレスラーは痛いことを嫌がっちゃ駄目ですよね。
試合後JRFライオンみたいな新モンスター人狼が乱入。田中さんを襲撃。


第七ハッスル
小川直也川田利明大谷晋二郎(9分23秒 ジャンピングネックブリーカー→片エビ固め)×アン・ジョー司令長官ジャイアント・シルバマーク・コールマン
結局小川は来ないまま試合開始かと思われたとき、大音量の小川さんのテーマが鳴り響いてキャプテン・ハッスル登場。場内大小川コール、やっぱ小川さんはかっけー。試合の中身はかなり塩っぽかったのはご愛嬌。というわけで他の選手について、川田さんは省エネ気味でも川田さん小川さんを支えてました。大谷さんもそんな感じ。お客さんに小川コールを促したり顔面ウォッシュで会場を盛り上げたり頑張ってました。
モンスター軍は、アン・ジョー司令長官が頑張って体を張ったりして試合を作っていたのに他の二人がアレ。シルバはココナッツクラッシュ、十六文キック、脳天唐竹割りを出したら、お仕事終了って感じだったし、コールマンさんはプロレスの勉強不足。小川さんを川田さん達のいるコーナーに押し込んだり、タッチに気付かず相手を締め続けたり。
で、試合後はハッスルハッスルでめでたしめでたし、と思われたところにモンスター軍乱入。その中でも川田さんに真っ先に蹴りを入れるアリシンさん、アンタ凄ぇよ。モンスター軍がリングを占拠したところで高田総統登場。高田総統はやっぱりマイク上手すぎですね。野次とかを素早く取り込んでネタにしていたし、正直この100分の1ぐらい天山が喋れたら新日はもうちょっと何とかなったんじゃないかとも思っちゃいました。で、最後は「バッドラック!」で終わり。正直、もうちょっとハッピーエンドに出来なかったもんかな、と思いました。セミとメインが連続してのことだっただけに。


というわけで、初めてハッスルを生観戦したわけですが、思っていたより面白かったです。所々気になったところが無いわけじゃないんですけど、それはまぁ今後の課題という事で。やっぱり思うんですけど、小川さんの試合の塩分の濃さが気になっちゃうんですよね。ハッスルを小川さんはそれ以外なら日本屈指のレスラーだと思っているんですが……

頑張れ、キャプテン・ハッスルなんだかんだでこの人がいないと駄目だと思うんですよ。